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Microsoft® Visual Basic® Scripting Edition 子宮筋腫 |
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骨盤の中に位置する西洋ナシのような形をしている中空の臓器の子宮の上の3分の2を子宮体部,下の3分の1を子宮頸部といいます。子宮体部の内側は粘膜=子宮内膜でおおわれ,その下に不随意の平滑筋でできている筋層,さらに漿膜があります。子宮平滑筋にできた良性の良性の腫瘍を子宮筋腫,子宮内膜を形成する組織が,子宮以外の場所に出現する子宮内膜症といいます。子宮筋腫は女性ホルモンのエストロゲンが関係するといわれています。閉経後に,エストロゲンの分泌が少なくなりますと,筋腫はそれ以上大きくならず縮小することがあります。筋腫の発生は,子宮の壁の筋肉に子宮筋腫核という芽のようなものが次第に大きな塊に成長します。
子宮筋腫は,ガンのように急速に増殖し他の組織へ浸潤・転移することなく,あくまでも大きく膨張します。発生する部位によって粘膜下筋腫,筋層内筋腫,漿膜下筋腫の3種類に分けられます。子宮の内側に突出してくる粘膜下筋腫は,小さくても過多月経や貧血といった症状を招くことが多く,大きくなりますと,妊娠しても流産しやすい傾向があれます。子宮の筋肉の中にできる筋層内筋腫は過多月経や月経痛を起しやすい特徴があります。子宮の外側に突出する漿膜下筋腫は腸や尿道を圧迫し,便秘や頻尿といった症状があらわれます。
問診と内診により子宮筋腫のサインとして,過多月経,月経痛,貧血,頻尿や便秘,尿閉,腰痛,不妊があれば,各種の検査を行います。超音波検査,CTスキャン,MRI,子宮鏡検査=ヒステロスコープの検査により筋腫の部位と大きさ,数の確認をします。
筋腫の部位,大きさや数,症状の強さで治療法が決定されます。それにより内科的治療を行うのか,あるいは筋腫を取り除く治療を行うのかを決めます。一般に,鶏卵ほどの大きさの正常子宮にこぶし大以上の大きさの筋腫か,薬で抑えられない場合には子宮筋腫は取り除かれます。子宮筋腫の内科的治療としては,痛みを抑える鎮痛剤と女性ホルモンのエストロジェンの働きを抑える薬剤を服用します。男性ホルモンを服用し続けますと,声が太くなる副作用があります。また,女性ホルモンのプロジェストジェンを長期服用しますと,出血は抑えることはできても,体重増加となります。これらの薬は対症療法のものです。
症状により筋腫だけを取り除くのと,子宮すべてを取り除く治療があります。患者が妊娠・出産を望む場合は,当然,筋腫だけを取り除く方法を選択します。筋腫だけを取り除く治療には,膣から内視鏡を挿入する内視鏡治療と,腹部に孔を開け腹部鏡を差し込んで行う腹腔鏡治療,開腹手術があります。